
最近、平屋が注目を集めています。



最近インスタでよく見る~!
2016年から現在までの数年間で、全国の住宅建築の中で平屋の割合が1.5倍に増加しました(2016年の割合は8.3%から、2021年には12.5%に上昇しました。これは建築着工統計調査によるものです)。
Instagram上では、家に関連するハッシュタグの投稿数で、”#平屋” が69万回という驚異的な数で1位を獲得しています。
#二階リビングが7.5万件、#三階建て・二階建てが3.7万件という数の投稿があります。
住宅に関心を持っている人たちの中で、平屋の建物の画像や動画を見たいと思っている方は、それらのハッシュタグの投稿数の10倍以上存在しています。
なぜ平屋が人気なのか徹底解説していきます!
平屋の魅力




バリアフリーの実現


効率よい家事動線


家族とのコミュニケーション


耐震性能


メンテナンス費用を抑えやすい
バリアフリーの実現
平屋は一階建ての家で、階段を上り下りする必要がありません。これは高齢者や身体的に制約のある方にとって、移動や日常生活がとても簡単で便利な特徴です。バリアフリーの設計として、安心して快適な生活を送ることができます。
効率よい家事動線
室内が一つの平面に広がります。キッチン、リビングルーム、寝室などが近くに配置され、移動距離が短くなります。
家族とのコミュニケーション
オープンな間取りなので、家族が異なる活動をしていても、視覚的なつながりや会話がしやすくなります。また、家族が集まる主要な共有スペースが中心に配置されることが多いです。これにより、家族が一緒に過ごす時間が増え、コミュニケーションを取りやすくなります。
耐震性能
構造的に安定しており、地震などの自然災害に対して強い建物となります。また、一階建てのため、冷暖房の効率が良く、省エネ性にも優れています。
メンテナンス費用を抑えやすい
一階建てなので、外部からのアクセスが容易です。修理業者やメンテナンススタッフが必要な場合でも、建物へのアプローチが簡単であり、費用を抑えて作業が行えます。また、建物の面積が比較的小さくなります。これにより、外壁や屋根の塗り替えや修繕などのメンテナンス費用が抑えられます。
平屋の疑問



でも平屋って高いんじゃないの?



やはり、みなさんそこが気になりますよね!
建築費やどのくらいの敷地が必要なのかなど解説していきます。
建築費は高い?


平屋と二階建てを比べると、平屋の方が基礎工事や屋根工事の面積が多くなるため、建物の値段が高くなる傾向があります。
しかし、二階建てには必要な階段や二階バルコニーなどの費用が不要であり、窓の数も少なくなるため、延床面積や材料の内容が同じであれば、建築費の差はあまり変わらない可能性もあります。
つまり、建物の価格は単純に階数だけで決まるのではなく、構造や設備などの要素も考慮されます。建築プランや予算に合わせて、平屋か二階建てかを検討することが重要です。
広い敷地が必要?


平屋は、広い敷地が必要だと思われがちですが、実は建ぺい率によっては十分な面積を確保できます。例えば、敷地が40坪で建蔽率が80%の場合、32坪(106㎡)の平屋を建築することができます。
この106㎡の広さであれば、3LDKの住宅を実現することができ、3~4人の家族にとって充分なスペースを確保できます。
建ぺい率とは、敷地面積に対して建物が占める面積の割合で、用途地域によって60%や80%などの制限があります。ただし、角地などの条件によっては制限が緩和される場合もあります。
つまり、平屋を建てる際には敷地の広さだけでなく、建ぺい率や用途地域の制約も考慮する必要があります。それぞれの条件に応じて、理想的な平屋のプランを検討しましょう。
空調が単調になりやすい?


勾配天井やスキップフロアなどを使うと、空間の高さに変化を加えることができます。
勾配天井は、部屋が横だけでなく上方向にも広がり、雰囲気を変えることができます。また、開放感も生まれます。
スキップフロアでは、床に段差をつけることで部屋を区切ることができます。扉や壁を使わずに区切るので、まるでフラットなままで変化をつけることができます。
プライバシー確保はできるの?
フェンスや植栽、ウッドデッキ、建物の形状や配置を工夫することで、開放感を持ちながらプライバシーも確保することができます。例えば、軒を低くすることで内部が見えにくくしたり、建物をコの字型やロの字型にすることで中庭を設けることができます。
防犯面の不安に対する対策として、防犯カメラやセンサーライト、サッシセンサーの設置などがあります。また、家の周りや出入り口に踏むと音が鳴る砂利を敷くなどの対策も効果的です。
住みたい平屋
平屋は快適で暮らしやすい生活空間を提供します。
スタジオそらでは、お客様の理想の平屋を実現するために、豊富な経験と知識を持った一級建築士の専門家がお手伝いいたします。デザインやプライバシーの工夫、機能性や快適性を重視した設計、予算など、お客様のご要望に合わせて最適な平屋を提案いたします。
またスタジオそら、ならではのこだわり「エアコン一つで家中が快適」「レンジフードの無いキッチン」「天井の無いお風呂」など、他では実現できない快適に永く暮らすための家づくりを提供いたします。
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