住宅の床材の紹介

2022年10月24日

　床は、人が常に接する部分なので床が柔らかいと身体は楽に感じたり、冬場で体の熱を奪うなどヒートショックなどにも配慮が必要だったりします。天井や壁と違い物を置いたりもするのでキズがつきにくいなど耐久性などの視点も重要です。

床材には様々な種類の床材があり、主に住宅で使われる床材にはこのような種類があります。

・無垢フローリング

・複合フローリング

・フロアタイル

・カーペット

・クッションフロア

・天然石

・モザイクタイル

・畳

・コルク

今回は私も大好きな無垢フローリング（天然木の一枚板）の特徴について

　素足で感じられる足触りが柔らかく、夏でもさらりとした肌触りで気持ち良く、断熱性に優れ、木目の美しさや木の味わいある色調です。ひとつとして同じよう物のない美しい色合いの天然木、滑らかなぬくもりに満ちた肌触りは無垢材ならではの存在感のあるフローリング。傷が付きやすい商品もありますが、削り直し可能で下の基材がむき出しになることが無いので長く使える価値ある床材。

デメリットとして湿度の変化で収縮することがあります。

広葉樹が針葉樹で特徴が違いますし樹種や産地によっても特徴が異なります。

主な無垢フローリングの樹種

・ウォールナット・・・・落ち着いた色合い

・ブラックチェリー・・・日本人が愛する桜の仲間、時とともに深みを増す風合い

・メープル・・・・・・・優しい色ですがすがしく窓から見える自然の背景と調和

・オーク・・・・・・・・木目が引き立つオークは自然素材の心地よい部屋に合う

・チーク・・・・・・・・アジアンテイストのインテリアと調和しチークの琥珀の色艶がリゾートホテルのようでくつろぐ

・アッシュ・・・・・・・繊細で上品な印象の木目

・シカモア・・・・・・・滑らかな木肌と明るい色合いでナチュラル

・杉・・・・・・・・・・木の中心部と周辺の色が異なり境目がはっきりしている

・ひのき・・・・・・・・代表的な国産材で耐水性が高く香りも良い