玄関を開けると、ぷーん、と靴の臭い、
洗面所のドアを開けると、トイレのドアを開けると、
ぷーん
芳香剤をつい、買ってきて置いちゃいますね
世界中で日本が一番芳香剤が売れているらしいです。
日本人は臭いに敏感ですからね。
臭いのもとを断つことは、生活している以上できないので、臭いを排出できればよいのですが、、、
目次
■大きな換気扇を付けるの?
それって、各部屋に大きな換気扇を付けるのかな? 換気扇のフィルター、年にどれくらい掃除してますか? フィルターが埃などで根詰まりしていると、ボーッと大きな音に変わりとてもうるさいです。 そもそも冷暖房が効きにくい家になります。 外気と同じ温度になり、夏は暑くて冬寒い。
■窓を開けるの?
トイレのような狭い空間で換気扇をまわして窓をあけると、 換気扇で排気された空気が近くの窓からスッと入ってきてしまいます ショートサーキットといいます、臭いが逆に家に入ってきてしまいます。 窓を開けると 空気が外に出ていく、臭いが出ていく、 と勘違いされている方も多いと思いますが、 残念ながら逆です。
■換気の義務化
2003年以降のシックハウスによる換気の義務化により、住宅には3種類の換気システム のうち、下記のどれかが入っています。 第一種換気・・・機械換気(排気も給気も) 第二種換気・・・給気のみ機械、排気は自然 第三種換気・・・給気は自然、排気は機械 コスト的には第三種換気が一番安くしやすいので世の中では一番普及しているタイプです。 この中で、第一種と第三種については、 家の中は常に減圧されているので、窓を開けると家の中に外気は入ってきます。 つまり、窓を開けると臭いは外に行かずに、中に入ってしまうだけ。 だから、窓を閉めた瞬間からまた臭いは、、、ぷーん→芳香剤を置く→悪循環 臭いだけでなく、感染症も流行している今、家族が感染症にかかり自宅で隔離! というときに、換気できない家では困りますね。 2003年に建築基準法改正によりシックハウスの換気は義務化されているのに、 技術的にとても難しく、それぞれの工務店に丸投げ状態。 空気の流れをちゃんと設計できていない家がほとんどです。 感染症も怖い今の時代に、家の中の空気環境は一大事問題。
■気密性能の重大さ
換気能力の高い家=生活臭の無い家 ということになります。 そこで、計画的に換気をすることが生活臭の無い家になるのですが、 家の気密性能が良くないと、いくら高級な換気システムを入れても意味がありません。 よく、SNSなどで、第一種換気だから安心、 みたいなことが書かれていますが、 家の気密性能が伴ってこそですし、第一種換気が一番いいわけでもありません。 こちらの第一種換気のいいところ、悪いところについては長くなるのでまた別な機会につづりたいと思います。
■計画的な換気・空気の設計
要は、家の気密性能をとった上で、計画的な換気・空気の設計を行う、ということが重要なのです。 世の中のHMや工務店の中でこの、計画的な換気・空気の設計が出来ている人は少ないでしょう。 家は計画的な換気・空気の設計から スタジオそらは、これまで1870棟の設計に携わった建築家ペアの小さなハウスメーカーです。 スタジオそらでは “都会とリゾート感“をコンセプトに「暮らしの中の癒し」を求めて家づくりをしております。
スタジオそら株式会社
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