エクステリアとは、建物の外部にある例えば、門・塀・アプローチ・カーポートなどです。家全体の外観の印象を決めるだけでなく、プライバシーを保護したり防犯の機能を果たしています。建物の間取プランを決めていくのと同じようにエクステリアも依頼の仕方や内容はさまざまです。住宅メーカーに依頼する場合と別の専門会社を探す場合の違いを考えてみます。
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工務店やハウスメーカーに依頼する場合
工務店やハウスメーカーにまとめて依頼するメリットは、建物と外構とのトータルコーディネートが考えやすく、打ち合わせの手間を減らせることです。 完成度の高いエクステリアプランにする為には、間違いなく住宅建築を依頼している業者との新築工事計画と同時に計画していくことが必要になります。 なぜなら、駐車場からの動線や、リビングなどの重要な部屋からの眺望などは、建物と同時に計画してこそ無駄のないデザインが可能となりますし、エクステリア工事の植栽や照明、門柱なども同時に計画しておけば、あとで失敗と思うこともなくなります。
例えば、せっかく設置した駐車場のカーポートの屋根が、リビングの窓から中途半端に見える状態になってしまった。駐車場から玄関までのアプローチ上にエアコンの室外機がある。インターホンやおしゃれな照明をつけたいけど、外部に配線がなかった。などなど。
どれもこれも新築時から計画していれば、間取りの工夫や設備の設置位置の工夫によって防げるものばかりです。 よって、新築工事と連続して外構工事を進める場合は、家の工事を依頼している業者である、ハウスメーカーや工務店に依頼することをおすすめします。しかし一方で、建物づくりに集中するあまりエクステリアの検討が後回しになってしまい、工期や予算が折り合わなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。
専門会社に依頼する場合
エクステリア工事を専門会社に依頼するメリットは、専門業者のアドバイスを聞くことができる点です。建物契約とは別になるので、新居に住み始め、周囲の環境に応じて外構を整えていくというのも、失敗をしないやり方の一つかもしれません。一方で、自分で専門会社を探す手間や時間がかかったり、希望するエクステリア工事の内容やタイミングによっては建物工事との調整を自分でする必要があります。
注文住宅のエクステリアプランは、早めの検討がおすすめ 間取りプランやインテリアに比べ、エクステリアはついつい後まわしになりがちです。しかし、エクステリアプランを考えるときには当初予定していた予算と合わず、最低限のエクステリア工事しかできないということも考えられます。
エクステリアの早めの検討で暮らしやすさが変わる
間取りプランやインテリアに合わせて、エクステリアを考えておくことで、生活のしやすさが大きく変わります。暮らしは家の中だけで行うものではありません。外とのつながりを意識して住まいの設計段階からエクステリア計画を検討しておくことが、暮らしやすさを高めるポイントです。
住まいの外観が引き立ち満足度がアップ
また、暮らしやすさ以外にも大切なのが、住まいの外観の見た目です。エクステリアがきちんとしている家とそうでない家では、外から見たときの印象が大きく異なります。新築して時間が経つのに、いつまでもエクステリア工事が完成していないと防犯意識の低い家だと不審者から狙われるかもしれません。 門まわりや玄関アプローチをしっかりデザインしておくことで、しっかりとした家という印象を与えることができます。見た目はもちろん、毎日わが家に帰宅したときの誇らしさや満足度もきっと変わります。
スタジオそらでは、間取りプランの検討段階でエクステリアの動線計画、高低差のある敷地にはアプローチ計画、外観デザインも考えながらプランニングしますので、予算も含めて早期にご検討していただけると思います。
スタジオそら株式会社
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