エアコンの季節になってきましたね
そうですね、最近日中はもう暑くてエアコン付けてます!
これから梅雨になると、ジメジメしたり、エアコンをつけて風が直接あたると冷たく感じることがありますよね。
そんな時、つい『もう、なんでこんな場所にエアコンをつけたの?!』と誰かのせいにしたくなることもあります…💦。
みなさん、エアコンの位置はどうやって決めていますか?
設計時にはちゃんと家具の置場から自分の居場所から家事導線から、あれこれ考えて設置位置を決めます。エアコンは家の性能の要(かなめ)であります。
特にウチのような高性能な家にとっては。
天井カセットか、壁付ルームエアコンか。。。
天井カセット
新築中であれば天井カセットも考える方も多いと思います
均等な冷暖房効果
天井に設置されるため、上方向から空気を送り出す特徴があります。この仕組みにより、部屋全体に均一な冷暖房効果をもたらします。温度差が少なくなり、快適な空間を実現することができます。
スペースの節約
天井に設置されるため、壁や床のスペースを有効活用することができます。特に狭い部屋や天井の高い部屋では、天井カセットエアコンがスペースを有効に使える利点があります。
見た目スッキリ
天井に設置される天井カセットエアコンは、目立たずに空間に統一感を与えます。天井に設置されるため、目線の高さからはエアコンが目立たず、インテリアデザインに馴染みやすいです。
直接風を受けない
場所によっては、風が直接的に当たらないことにより、風の乾燥や冷たさを軽減する効果があります。特に冷房時や乾燥した季節において、肌やのどの乾燥を感じにくくなります。
全館冷暖房
複数の部屋やエリアを一括で管理することができます。各部屋やエリアで一定の温度を保つことができるので、温度差が少なくなります。
デメリットは、初期コストが高いのと、10年くらいして、部品交換やメンテナンスをしたくなったら、作業が大変でそのコストも高くなることです。
壁付ルームエアコン
壁付ですと機種交換もたやすく、初期コストもほどほどで済みます。
簡単な取り付け
比較的簡単に取り付けることができます。専門的な工事が必要な場合でも、一般的に他のタイプのエアコンと比較して手間が少ないです。他のシステムに比べて費用を抑えられる場合があります。
サイズがコンパクト
壁掛けルームエアコンはコンパクトなサイズであり、壁面に取り付けられます。他のエアコンと比較してスペースを占有せず、室内のレイアウトやデザインに柔軟性を持たせることができます。
部屋ごとの温度調整
壁掛けルームエアコンは、各部屋ごとに個別の温度調整が可能です。複数のエアコンを設置し、各部屋の温度を独立して調整することができます。これにより、異なる部屋の使用状況や好みに応じた快適な温度設定が可能です。
静音性
一般的に静音性が高いです。静かな音で室内を冷暖房するため、快適な環境を提供します。特に寝室やリビングルームなど、静かさが求められる場所での使用に適しています。
モード切替
省エネルギーな機能や運転モードを備えていることが多いです。エネルギー効率の高いモデルを選ぶことで、電力消費を抑えながら快適な温度環境を実現できます。
デメリットは、ひとつのエアコンで快適な温度にするためにはエリアに制限があり複数必要な可能性も。エアコンから直接風が吹き出すので不快感を感じる場合があります。
高性能住宅とエアコン
エアコン効率を上げたいなら天井のつながった空間に!ですね
ただし、お家の外殻にスキマが多いと、いくらエアコンの温度を上げても下げても、お部屋は暖かくならないし、夏はジメジメするだけ。
お家の外殻にスキマが多いというのは、実は昔建てた古い家だけではありません。
今現在、『高気密高断熱住宅』と掲げている住宅においても、あり得ます。
高気密高断熱なのに!?
断熱材の性能を知らずに、防湿フィルムを貼らない施工をする会社はそうです。壁の中で断熱材が水分を吸ってしまい、一度吸水してしまった断熱材は元には戻ることは無く、断熱材としての性能を劣化させる一方となります。
その為、冬はエアコンの熱が逃げ放題、お部屋は全然温まらなく、乾燥するだけ。
夏はエアコンの風でひんやりしますが、風の届かない部屋の隅っこにカビが生えたりします。
本当の高性能住宅、建てていますか?
設計士が断熱材についての知識がなく、メーカーが防湿フィルムは不要と言ったため、あるいは会社の決まった仕様に基づいて家の設計が行われた結果、このような家が完成してしまう可能性があります。
知らないと損する?エアコンのあれこれ、でした。
スタジオそら株式会社
〒362-0014 埼玉県上尾市本町1丁目10−5 グリーンハウス 102
048-657-8724