自分や家族に合った床材選び楽しいですよね。
注文住宅は床材だけでなく建築プラン(間取り)、内装、インテリアなど全て自分好みに。
前回のVol.1に続いて、注文住宅でフローリング以外の床材選びをする際に、機能やデザインで知ってもらいたい商品を3選について、ご紹介します。
水まわりに耐水性の高いクッションフロア
クッションフロアは、1.8㎜~3.5㎜くらいの厚さのクッション性を持たせて塩化ビニル製の床材です。
耐水性が高く、狭い場所でも施工しやすいという特徴があり、数多くの住宅でトイレや洗面所などで使用されています。
価格が安く、柄も多く、豊富に選べます。
木材柄や石目柄だけでなく竹や布のような柄もあるだけでなく、色のきれいな花柄や時代に合ったポップな柄もあり選ぶのが楽しい商品です。
デメリットとしては、重たいものを置くとへこんでしまいます。
柄や価格も多いため安価なものは、表面のプリントが汚れたりすることもあります。
使い方によっては、安っぽく見えてしまいがちです。
クッションフロアのメンテナンス
クッションフロアのお掃除方法!汚れても水などでさっと拭く取ることができます。
普段のお手入れは、掃除機でほこりなどを取り除いた後、固く絞った雑巾で水拭きです。
水拭きでは取れない場合は、薄めた中性洗剤でふき取ります。最後に洗剤が残らないように固く絞った雑巾でふき取りましょう。
また、キッチンなどの油を使用した炒め物などの油汚れが付いた場合は、プラスチック床用、ビニル床用などと表記のある床専用のクリーナーなどで拭き取りましょう。
ワックスをかけなくても、お手入れしやすいクッションフロアですが、長持ちさせるためにワックスをかけてもよいでしょう。傷や汚れの保護になります。
お掃除の際の注意点、クッションフロアの塩化ビニル層は表面のみです。そのため研磨力の強いものを使って清掃を続けると、表面に傷をつけるだけでなく、その下の発泡層まで傷めてしまうことがあります。
きになる汚れはゴシゴシこするのではなく、薄めた中性洗剤を使って雑巾などで丁寧にふき取りましょう。
耐久性・耐水性が高いフロアタイル
フロアタイルは、タイル状になった塩化ビニル製の床材です。
木目柄や石目柄は凸凹も再現され本物と間違うほどリアルで高級感があります。
形も正方形、長方形などの形があり、長方形組み合わせ方で違う印象に貼れたりします。
大きさも石目柄で高級感を感じられる1000×1000の大きいものや長方形で4×12と小さく床に貼るときにデザインしながら使用できるサイズなど様々な大きさがあります。
はっきりとしたストラップ柄の木目柄は縦横に組み合わせて並べることで空間に動きがでます。
同じ木目柄でも色を変えてレイアウトすれば個性的な楽しい空間を演出できます。
一味違った木目の床でおしゃれ度アップです。
石目柄やストーン柄のフロアタイルには
コンクリート(モルタル)風、大理石のような柄、グラデーションで質感を表現したもの、タイルをモチーフしたものなど様々。デザイン・形状や並べ方で印象が変わります。それぞれの特徴を生かしてフロアタイルを張ることで本物の石材を貼ったような印象にもなります。
デメリットとしては、クッションフロアよりもコストは高めで硬いため、割れる可能性があります。
カーペット(繊物)
カーペットにはパンチカーペット(固定)、タイルカーペット(50×50貼付)などの種類があり、使う用途や場所によって機能は異なります。
パイルの種類には、ループパイル・テクスチャードパイル・カットパイル・カット&ループパイルなどあります。長さも5mm~15mmと用途などに合わせて選ぶことができます。
カーペットは柔らかくクッション性があるのが特徴です。色々な糸を組み合わることで色柄も豊富に再現できます。糸の組み方や糸の長さによっても雰囲気も変わります。
遮音効果も高いため、二階にリビングがある場合など下の階への振動や音などが軽減され、寝室での使用は、おやすみ前の歩行でホコリを舞い上げたりしないので適しています。
カーペットの柄や素材選びで印象が変わるので高級感やきれいな色を使いポップな可愛らしいお部屋づくりが可能です。
一方で、ホコリがたまったりシミになりやすかったりお手入れが大変です。
是非、注文住宅でお好きな床材を使用してみてください。
私も一緒に床材選びのお手伝いが出来たら幸いです。
スタジオそら株式会社
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