住宅におけるニッチとはご存じの方も多いのではないでしょうか。
使い方次第ではおしゃれだけでなく、コンセントやリモコン掛けスペース、マガジンラックなど便利なアイテムになります。
いろいろな使い方やデザインを紹介させていただきます。
目次
ニッチとは?
ニッチとは元々は隙間、気づきにくいところ、を意味していて、 「ニッチ産業」とか「ニッチ市場」 などという言葉があったりしますが、ここでご紹介するニッチはそれではなく、 住宅における壁の厚みを一部くぼませて、デザインするものを言っております。 木造建築においては、柱や、構造壁のところはくぼませることは不可能ですので、 建築前に設計段階でニッチの計画をしなければなりません。 まず、外壁に面する壁には壁の中に断熱材という大事な建材が充填されていますので、壁をくぼませてニッチを作ることはできません。 また、通常の壁の厚さは約13センチ程度しかないので、その壁にニッチを計画するならば、 半分程度の6センチ~7センチ程度の厚さをニッチとして活用できます。 もしそのニッチにダウンライトを入れたい、や、厚みを大きく取りたいとなりますと、壁の厚さ自体を13センチよりももっと壁をふかして造作しなければなりません。
キッチンにニッチはいかがでしょう
キッチンにニッチはいかがでしょう? キッチンからリビングにいく動線上につくると、給湯リモコンやスイッチ、固定電話などの置き場 として活用できます。 こちらは、壁の厚さを22センチほどとって下部を本棚として活用しています。
玄関のニッチ
玄関ホールにニッチはいかがでしょう? おもてなしになるよう、間接照明を入れてホール全体も明るく程よく照らしています。 また、白を基調にし、床や玄関収納庫もホワイトで統一し、より一層明るく感じられます。 こちらは奥行を40センチほどとっております。
リビングルームのニッチ
リビングルームには収納があると便利ですし、 飾りとしてもニッチを作ると兼ねられますね。 写真は奥行を45センチほどとっており、奥に間接照明を入れ、ガラスの棚板をはめ込み、 主に飾りスペースとして、下部は扉を付けて、リビングルームでよく使う小物を収納していますので、 とっても便利です。
階段室のニッチ
リビングに階段がある場合には、こちらの階段壁にニッチをつけるのはいかがでしょうか? 階段を降りてくるときにリビングからの光がもれて、 降りていきやすい雰囲気をつくります。 壁をくぼませるのでなく、くり抜くことで、明り取りになります。
テレビの壁のニッチ
こちらの黒い壁はテレビを設置する壁になり、その壁を有効利用したタイプです。 アクセントにレッドの鏡面板を貼り、ブラックの棚でシャープに仕上げています。
ニッチまとめ
こちらではニッチの活用例のごく一部をご紹介しました。 ニッチと言いましても形も大きさも作る場所も、お客様のお住まい方が変われば、 様々にアイデアが浮かんでくると思います。 上尾市で注文住宅なら是非スタジオそらへご相談頂ければ幸いでございます。
スタジオそら株式会社
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