耐震基準と耐震性能

耐震等級3の家はスタジオそら
目次

耐震基準とは?

現在の耐震基準は1950年の建築基準法施行により
その後、宮城県沖地震、阪神淡路大震災を
ふまえて現在の耐震基準ができあがっています

つまり、地震大国ニッポンの
実災害の
経験からわかった基準にほかなりません

そして
この基準を元に
耐震等級1、2、3があります

耐震等級って何だろう?

耐震等級1が最低基準になります
耐震等級1の1.25倍、耐力壁をふやしたものを
耐震等級2
耐震等級1の1.5倍、耐力壁をふやしたものを
耐震等級3
とよんでます

つまり
耐震等級は耐力壁が多い方が強い
という考え方です

となると
耐震等級は3にすべし!
となりますね

ただし、
ただ単に、壁を増やせばいいものではないのです!!

だって
家中壁だらけだったら
住みづらいですしね

なので
壁をバランス良く配置する
これが重要です

耐震等級3の作り方

さらに
2階建ての建物なら
1階の壁の上に2階の壁が乗る、
ノリのいい間取り
これが重要です

もしも、
その逆で、1階の大きな部屋
リビングなど
の上に2階は小さな部屋の壁がドンと乗っていたら、、、!

地震でゆれたときに
せっかくの耐力壁が2階と1階の柱にうまく
伝わらず、
ふんばれません。。
耐力壁が役に立たないと
建物はふんばれずに、倒れてしまいます

つまり
こうゆうことです

↑上の左側のような家ですと
2階を支える壁や柱が1階の直下に無いですよね
こちらですと
地震が来た時に
耐力壁が必要数存在していても
力が下階までうまく伝わらない為
大きくゆれて崩れてしまう可能性大です

この場合、
右上の図のように
緑で描いたところに柱や壁を配置することをお勧めします

命を守る間取りと守れない間取り

いざという時
間取りによって
大切な家族や自分の命を守ることが
できるかもしれないし、
できないかもしれません

間取りって大切ですよね
それでいて
壁や柱の位置もよく考えてつくることは
誰にでもできることではありません

プロの方に
よく相談しましょう

スタジオそらでは
構造基準に沿った
使いやすい間取りをめざして
常に考えております


記事を書いた人

一級建築士

小学生子育て中で、子供に育てられたり中。。!

年間60件以上の注文住宅の設計

趣味:ドライブ、キッチン用品集め

最近はまっていること:狭小間取りの賃貸物件YouTube動画を見ること

座右の銘:人生のピークはこれからだ!

1974年生まれ・千葉県出身・ふたご座

スタジオそら株式会社
〒362-0014 埼玉県上尾市本町1丁目10−5 グリーンハウス 102
 048-657-8724

耐震等級3の家はスタジオそら

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