ベランダ（バルコニー）を付けない理由と本当のリスク

まず初めに、ベランダをつけない家に住む方はこんな人に合っています！
当てはまる方は必見です。

本当に必要なのか、判断できるようになります！
また、これから新築や建て替えをご考えの方は、百年先も大切な家族を守る家づくりができるようになります。

ベランダとバルコニーの違い

みなさん「ベランダ」の方が馴染みのある言葉だと思いますので今日は「ベランダ」と言わせてもらいますが、「バルコニー」も対象となるブログになっております。

ベランダが欲しいお客様の使用用途を聞いてみた！

ダントツで一番多かったのが「洗濯物を外に干したい！」でした。

ですが、”洗濯物を外に干す” 以外の用途はかなり広いベランダが必要になってくると思います。また、１年の中で何回使用するのでしょうか。

２５歳～６５歳の戸建て注文住宅にお住いの男女にお答えいただいたアンケート調査になります。

バルコニー（ベランダ）で後悔している方は多くて２位にランクインしております。

ベランダをオススメしない４つの理由

お金がかかってしまう

• 建築費

設備が増えれば、建築費用も上がります。
ベランダを付ける！となった時に、（大きさなどにもよりますが）資材が高騰している今、５０万円はかかるのではないかなと思います。

• メンテナンス費用

ベランダは床の仕上げに防水塗装を行います。それが、時が経つにつれ、劣化してしまいます。５～１０年ごとに塗りなおしが必要になってきます。業者によって材料・価格が変わってきますので、費用は約５～５０万円と幅広いです。

ベランダの下が部屋になっているケースはメンテナンスは本当に必須です！
雨漏りしてしまうと家の劣化スピードが速くなってしまいますし、気づいた時には壁の中はダメダメになっています。断熱効果ゼロです…

エアコンが効かない

ベランダに出入りするために、大きな掃き出し窓が必要ですね。
窓が大きい分真夏の日差しも沢山入ってきます。当然エアコンが効きにくくなってしまいます。

また、ベランダに熱が蓄積されるので、ベランダのある部屋は夜になっても暑くなってしまいます。

大きな出入りのできる窓があると、断熱性・気密性も低くなってしまいます。

建てる時にも費用がかかり、メンテナンスにも費用がかかって、暮らしてからも光熱費がかかってしまう。
雨漏りのリスクも高まり、家の老朽化にも繋がってしまいます。

家事が大変のまま

• 毎日のお洗濯

ほとんどの家は、水回りが１階にあって、ベランダが２階にあるかと思います。
１階で洗った洗濯物を２階のベランダまで運んで、そこから窓を開けて干していくのは重労働。

夏は、汗をかきながらベランダに出なきゃいけない。
冬は寒いけどわざわざ上着なんて着るの面倒くさいから、我慢してベランダに出なきゃいけない。

ちょっと窓を開けていたら家族に「暑い！」「寒い！」

今年の夏も多かったですが、突然の雨が降ってきたとき、２階に駆け上がりずぶ濡れになりながら取り込む。

ちょうど外出していたら…お仕事行っていたら…。帰ってきてビショビショになった洗濯物を再度洗濯する。
ご飯の支度もしなきゃいけないのに…。

雨だけでなく、花粉や黄砂、砂埃や虫なども。気にしなきゃいけないことが沢山です。

日本のほとんどの地域で、１年間のうち１００日間以上雨が降るそうです。
つまり、１年間のうち約３分の１は雨が降っているということになりますね。

• 定期的な掃除が必要

定期的に掃除をしないと詰まって雨漏りの原因になってしまいます。
写真のようにコケも生えてしまうのでお掃除が必要です。

泥棒などに狙われやすいお家になってしまう

もちろん、誰もが犯罪とは無縁の生活を送りたいですよね。

• 侵入経路になりやすい

しゃがんだら周りからはみえないベランダは犯人からしたら好都合です。

室外機やゴミ箱、木や電柱などが周りにあれば２階のベランダなんて、すぐ登ってしまうようです。
そして、ベランダは大きな掃き出し窓になっているので侵入もしやすい窓になっております。

• 洗濯物で家族構成がバレてしまう

空き巣や泥棒は、あらかじめ下見をするそうで、その際にベランダに干している洗濯物で家族構成を推測するそうです。
家族構成だけでなく、会社名が書かれている作業着だったり、お子さんの学校の体操服で、勤務先や学校なども特定されてしまう可能性もございます。

ベランダのある家の本当のリスク

このような笠木の目地から雨漏りしてしまいます。
さらに、接合部分のシーリングも劣化しやすいです。

家の大切な骨組み部分が濡れて木が腐り構造が弱くなってしまいます。

雨や湿気で木材が腐敗したベランダだそうです。笠木を取った部分ですね。

こうなってしまうと、断熱性能が下がってしまうことです。
雨漏りしてクロスや、外壁が汚れるだけではなく、内部の断熱材も濡れてしまいます。一度濡れた断熱材は元に戻らないので、クロスを張り替えても断熱性能は下がったままです。

また、目に見えない所でどんどん腐っていってしまうのは、耐震性能も下がってしまいます。

ベランダがあることで本当のリスクは…
家族の命を守れない家が出来上がってしまうこと。

洗濯物はどこに干すの？

ベランダが無い家で一番不安に思うことだと思います。

私達は、ランドリールームのある家を設計しております。

脱衣場、洗濯、洗濯物を干す、（収納）。全ての工程が完結できます。

スタジオそらの家の洗濯物は室内干し設計

• ２時間で乾く『速乾性』

• 部屋干し臭を発生させない

生乾き臭の菌は洗濯後、８時間乾いていない状況だと１００倍に増えると言われております。
臭いを発生させないためには、常に洗濯物を２時間以内に乾かすことが大事なのです！

• カラッとふわっと乾く

せっかく新築を建てるなら、今まで通りの暮らし方ではなく
家事をサボれる暮らしをしてみませんか？

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