注文住宅で手に入れたけど、全然使わなかった５つの設備

せっかくのマイホーム「注文住宅で家を建てるならアレもやりたいし、コレもやりたい！」こだわりの詰まった家づくりを目指したいですよね！

しかし、理想の家を建てるためには自分がこだわっている部分だけに目が行きがちですが、当たり前だと思っている設備も見直すことが大切です。

中には予想以上に高額なのに全く使わなかったりと後悔することもあります。

そんな失敗が起きないように今回は、

これから注文住宅で家を建てる方は、参考にしてください。

リビングドア

買い物から帰ってきた後、右手にはトイレットペーパー、左手には買い物袋。両手が塞がった状態で玄関からリビングに向かう途中にドア。しかも片開き。

それが何度も続き開け閉めの面倒くささを感じ始めてからは常にドアは開けっ放しです（笑）

リビングドアを開けっ放しにしていても、家の中は断熱されていて真冬でも廊下から冷気を感じることは無いし、むしろ開けっ放しのほうが冷暖房が玄関まで届いて帰ってきてすぐ快適です。

開け閉めする音も気になるから本当に要らなかった。

せっかくの高気密高断熱の家ならリビングドア要らないです！

バルコニー

ランドリールームでの部屋干しで洗濯物は乾いてしまうので、２階のバルコニーまで干しに行くことがありません。

あって当然だと思っていたけど洗濯物を外に干さないなら使い道がない。バルコニーがないだけで約５０万～１００万のコスト削減できるという記事を読んで後悔しています。

ゲリラ豪雨が過ぎ去った次の日天気が良くて日の光をいれようとバルコニーのところのカーテンを開けた瞬間…

プール…！？

バルコニーに水が溜まっていたんです！！よーく見ると、排水部分に枯れ葉やホコリが溜まっていました。そりゃ水は流れていかない。全く使わないから気づかなかった…。

それからバルコニーに出るようになりましたがそれも全部排水部分の掃除の為。もうプール状態は見たくないので、気にするようになったけど、ただ掃除する場所が増えただけ。家事の時間を減らす家づくりの為にはバルコニーは本当オススメしません！私が身をもって経験したから

引き違い窓

それこそバルコニーにも使っていますが、引き違い窓は気密性能が悪化してしまいます。

１階にも取り付けていますが、窓から外に出るタイミングがないので数回しか開けたことないです。虫も入りたくないですし。

レール部分がすぐ汚れてしまうので、使わないのに掃除しなきゃいけない部分が増えてしまっただけ。バルコニーと同じ…

階段の照明

「夜中にリビングの電気を付けたら家族を起こしてしまうな」と夫の意見で付けた階段照明、私もおしゃれでいいじゃん！と賛成していましたが、寝室があるから全く必要なかった。

今じゃ夫は普通にリビングの電気を付けています（笑）間取り的にリビングの光が寝室に届くことはないので私も息子も全く気付かないです。おしゃれ要素も、披露する場面がない…。遊びに来てくれたお友達に部屋暗くして階段だけ灯すことなんてない

レンジフード

レンジフードを付けることによってせっかくの高気密が台無しになってしまうのに１３年前は知らず付けてしまった。

レンジフードを付けるにあたって１５㎝もの大きな穴を開けるんです。そこから外気が入ってきてしまいますので、家の中は外と近い室温に…夏は暑くて、冬は寒い最悪なお家の出来上がりです。高気密高断熱の家でも関係ありません。

そんな失敗を経験し、完璧な高気密高断熱の家を目指すため『百年の家プロジェクト』に出会い、今ではレンジフードのない家を設計しています。

「料理をしたら家の中の匂いがとんでもない事になりそう」と思う方は多いと思います。実際にお客様も最初おしゃってましたが、いざ暮らしてみて「心配していた匂いが全くしない…。不思議！月1していたレンジフードの掃除から解放されたのが嬉しい！」と大絶賛していただきました。

空気の流れも設計していますので、匂いの心配もございません。

レンジフードをつけていても焼き肉や焼き魚をしたら、部屋中に匂いが充満していませんか？

失敗して思うこと

１３年前に家を建てたのですが、その後の家づくりでは、自分の経験を活かしてお客様に提供できるようになったのでいい経験だなと思っています。

自分と同じような失敗は絶対にお客様に味わってほしくない！を一番に思います。

また、百年の家プロジェクトと出会い、他にはない家を設計できるようになったのは私の自慢です。人生に一度の大きな買い物になることが多い【家】。永く健康に暮らせる家はどういうものなのか知っていただきたいです。

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