家を建てる前に計画することの重要性:一級建築士からのアドバイス

上尾で高気密高断熱のリゾート注文住宅ならスタジオそら

家を建てる前に計画することは、家の購入や設計に関わる最も重要な決定の一つです。このブログでは、将来的に問題や失敗を防ぐために、家を建てる前に計画することの重要性について説明します。

例えば、間取りやデザインに対して、将来のライフスタイルを考慮しない場合、将来的に必要となるスペースが不足してしまったり、無駄なスペースが生じたりする恐れがあります。また、建設予算やスケジュールについて計画にしないと、建設中に不必要なコストがかかったり、遅れが生じたりします。

このように、家を建てる前に計画を立てることは、将来的に必要な調整や変更を最小限に抑え費用を節約し、スムーズに建設を進めることができます。

みなさんは、どんな家に住みたいかは決まっていますか?例えば

目次

高気密高断熱の家に住みたい

新しく家を建てるなら高気密高断熱の家が絶対に良いです。

やっぱり冬は暖かく、夏は涼しく電気代のかからない家が良いですよね。

そこで気を付けて欲しいこと、南側の窓を大きくして冬は明るく暖かいプランと思いますが、日が短く日の入らない夜はすごく寒くなってしまいます。それに夏は日差しが暑すぎて冷房代が高くなってしまいます。春先は窓を開けて開放感たっぷりとも思いますが花粉がたっぷり入ってきます。

計画せず建ててしまうとせっかくの高気密高断熱が発揮せず、過ごしにくいお家が出来上がってしまいます。知識の無いままでの計画は失敗に繋がってしまうので、【高断熱(断熱性を重視した家)】に強い建築会社に相談してください。

私たちは高気密高断熱を最大限生かすためにこのような家づくりをしています。

土間のある空間が欲しい

広い土間空間がある玄関が便利、おしゃれな空間として注目です。

昔の日本の家は玄関を入ると広い土間がありました。土間は靴を履いたままなので、色々な作業をしたり室内に入らずに来客の接客ができたりと昔から便利なスペースでした。今では、間取りの広い土間スペースを取り入れ、おしゃれな空間として注目されています。

趣味の自転車をいじったり、サーフボードやスキーの板のお手入れをしたり子供の遊び場、土間に洗面所の設置でウイルスを室内へ持ち込まない生活が可能になりました。

私の考えるプランでは、玄関を入り正面に窓ガラスで外の景色が見える趣味のスポーツサイクル置場、左側が生活空間、右側が和室の6畳和室でお客様の来客や趣味で集まる部屋、家族の生活するプライベート空間と来客スペースを広い土間で仕切る。多くの方が集まる土間であればおしゃれな空間として暖炉の設置などいかがでしょうか。

このように多様に使える土間ですが、後から作ろうと思うと他の部分に影響を与えてしまいます。

土足でこの空間を過ごせられように一段下がっている場合がほとんどかと思います、そうするとドアの高さや床の高さに影響を与えてしまうことがありますので設計の時点で土間のある空間を作るか決めておくといいですね。

リビングにウッドデッキが欲しい

リビングの延長線上にウッドデッキを取り付けることでリビングが広く見えます。ウッドデッキの上で食事をしたり、子供やペットと遊んだりとコミニケションが取りやすいスペースになりリラックススペースとして活用できます。

ですがこのウッドデッキ、後からリビングの延長線上に作るのは困難な場合があります。ウッドデッキの下には十分な排水設備が必要ですが、すでに家が建っている場合、その排水設備の設置ができるかどうかも確実ではありません。

水回りは新しいものがいい

水回り設備は最新の設備で家事がラクになります。最新の設備はもちろん費用がかかりますが、それ以外の便利さやお手入れの楽が手に入ります。お風呂の浴槽も断熱は当たり前ですが、お湯をかけるだけで簡単に洗えるものや自動洗浄機能などもあり、お風呂に入れば肩のあたりからお湯が出てきて一日の疲れが取れるものや、洗面台、トイレ、キッチンなどの使用後に除菌水が出て汚れを防止してくれるものと最新の水回り設備を取り入れ家事をラクにしましょう。

どんな水回り設備にしたいか定まっておらず仕様のままお願いして、何年か住みやっぱ変えたいと思ってもサイズがあってなければ壁や床を壊さないといけなくなってしまったり、工事の間は水回りが使えなくなってしまいます。水回り設備は家を建てる前に是非ショールームに足を運んで実際に体験することをお勧めします。

平屋に住みたい

生活する人数などお客様の生活空間をよく考えたら平屋建てが良い場合は、耐震にも強くメンテナンスもラクな平屋建ての提案をしています。坪単価は少し高くなりますが、収納スペースを多くとったワンフロアの平屋は想像以上に生活しやすい空間になります。

これはみなさん分かると思いますが、二階建てなどを建てた後にやっぱ平屋に住みたいは難しいですよね、基礎からやり直しです。

他にも、配線と照明計画は設計打合せでしっかり決めておきたい部分です。どこにテレビや電子レンジを置く予定か、固定で置かないフードプロセッサーなどはどこで使用するかなど電化製品の位置などは設計打合せのときからきちんと相談したいところです。

分譲住宅は各部屋に対角線でコンセント2箇所設置などですが電化製品の置く場所によっては部屋中延長コードだらけになります。

照明計画もシーリングであれば機種を選ぶときに明るいものや色や明るさを調整できるものが選べますが、ダウンライトのように天井に埋め込み式のものは暗いからと言って簡単に増やしたり出来ません。部屋の雰囲気を考えて暖色照明にすると夜手元が暗い場合があるので調光式にしたり、玄関や土間は荷物を持っての出入りやカバンの中から鍵を探したりするので照明をセンサー付きにしたりとしっかりと照明計画しておくと良いです。


こんな家に住みたいけど不安要素もある場合などもお気軽にお話ください。

実際に、白でまとまっている家に憧れていたお客様が

白い玄関にしたいけど、子供が小さいうちは敬遠しちゃう

と悩みを打ち明けてくれたおかげで私たちはメンテナンスしやすい白い床を提案し、白い玄関が実現できました。これも事前にお話ししてくださったおかげです。

家を建てる前にある程度計画を立てておくだけで、ムダな費用を削減でき、後悔しない理想の住まいを実現できます。

まずは理想の家づくりを計画するためにどんなことでも相談してくださいね。

スタジオそら株式会社
〒362-0014 埼玉県上尾市本町1丁目10−5 グリーンハウス 102
 048-657-8724

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