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■土間スペースの使い道
玄関の収納として 趣味のDIYや園芸などのスペース リビングダイニングの一部をおしゃれに 通り土間として利用する【土間廊下にすれば土足のまま部屋へ】
■土間がほしい!
設計をやっていると、土間収納やリビングの土間がほしいなど、 お客様から言われることがあります。 家づくりを計画された方なら一度は考えますね? ステキですよね~ 土間があることでおしゃれだし、 一歩普通と違う感じになるし、 収納するものも土とか砂が入ってしまっても安心だし。 武骨な感じもカッコイイですよね。 しかしながら、土間があるせいで、 家がすごーく寒くなってしまうのです。 コンクリートの床って裸足で踏むと夏でもヒンヤーりしませんか? これはおそらく気付いている設計者も少ないでしょう。 多くのハウスメーカーや工務店では知らずに設計して、 住んでから冬に部屋が寒いのがこの土間のせいだとは誰もわかっていないでしょう。
■コンクリートの性質
そもそも土間スペースってコンクリートの下地で作られていますが、 このコンクリートの容積比熱2,013[kj/m³・K] これに対し、木の比熱は1,113[kj/m³・K] 数字が大きい方が熱を通します。 コンクリートの熱容量は木の数倍です。 熱容量が大きいということは、熱するのにすごく時間がかかって、 熱くなるとなかなか冷めない、 そういったことになります。 床暖房入れたらいいんじゃないの? 莫大な熱量が必要になります。 コンクリートの性質上、なかなか、なっかなか、温まりません。 この大きな冷却装置を温める間に夏が来てしまいます。。。 玄関やリビングに土間をつくることにより、床下から熱することは無いため、 どんどん部屋の温度を吸収し、 逆に冷気を部屋に送り出します。 部屋の温度を冷やす大きな冷却装置になっています。。。!
■暖かい土間スペースに
土間スペースを作るためにコンクリートを全く使わないわけではありません。 もちろん、ステキな土間スペースを否定しているわけでもありません。 むしろ、ステキな土間スペースを作りたい、 しかも家中暖かい家にしたいのです。 しかし建築材料や技術をよく知った設計者でないと暖かい土間スペースは設計できません。 スタジオそらの作る土間スペースは暖かい土間スペースです! そして、家中が、廊下が、トイレが、洗面所が暖かいのです。 (決して床暖房するわけではありません) 土間スペースを作りたいのでしたら、 このことをよくわかった設計者に頼みましょう 土間スペースを暖かく、そしておしゃれに、有効に作ったお家に住みたいですね。 そうすれば万年の冷え性も治りそうです(^▽^)/
スタジオそら株式会社
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